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【小松島市移住交流モデル事業】~大学生の手で蘇る地域の交流拠点づくり~

2025.10.06

【9月10日レポート】

~大学生の手で蘇る地域の交流拠点づくり~


本市では、移住交流の促進を目的に、民間団体が取り組む先進的な事業を支援する「小松島市移住交流モデル事業」を実施しています。
このたび、本事業により、特定非営利活動法人Arts Shikokuが県内外の学生と協力し、休業中の銭湯をDIYでリノベーションし地域交流や短期滞在が可能な拠点として整備を進めています。
これまで延べ10名ほどが関わっているとのことで、今回は6名の学生が参加しており、武蔵野大学の工学部建築デザイン学科の学生でした。また、そのうちの3名は令和6年度に小松島市が移住定住支援業務を委託していた特定非営利活動法人Arts Shikokuが実施した「アクションツーリズム」に参加していた学生でした。

 

 

特定非営利活動法人Arts Shikoku、武蔵野大学工学部建築デザイン学科の学生の声


取材では、学生たちが主体で作成した図面や設計を基にArts Shikokuの担当者と学生がコミュニケーションを取りつつ自らDIYで改修作業を進めておりました。
「市内でも知名度のある場所を拠点とすることで、多くの方に関心を持ってもらえるはず。完成後は“学生向け滞在交流拠点”として、若い力を呼び込みたい」と話し、「若い子は希望」とArts Shikokuの担当者の方からこの事業に対する想いを聴かせて頂きました。
また、実際に参加した学生からは、
「本日は居住スペースとなる2階の仕切りや棚を作っています。完成したら、県内外問わず2拠点目として活用してもらい小松島市に“もうひとつの家”がある感覚で、気軽に遊びに来てほしい。今後は銭湯スペースを活かしたイベントなども考えていきたい。」との声が寄せられました。

 

今後について


参加されている学生の中には、小松島市の起業創業支援・事業者支援プロジェクト「KOMATSUSHIMA INNOVATORS PORT」(起業創業希望者の各々の課題に応じて最適な専門家のプロ人材(アドバイザー)を選択できる完全オーダーメイドの伴走型支援プログラムが特長。通称KIP)に参加頂いており、拠点の整備後も県内外の若者と地域が交わる「滞在型の交流拠点」として持続可能な運営を目指しています。

 

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改修作業の様子


 

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